「<同じ>から<違う>へ、<分ける>から<混ぜる>へ」とはどういうことか?~第2回風越コラボレポート

8月25日(土)に第2回風越コラボを実施しました。今回のテーマは、『「<同じ>から<違う>へ、<分ける>から<混ぜる>へ」とはどういうことか?』。このテーマを深めるにあたって、岩瀬が真っ先に思いついたのが赤木和重さん(神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授)でした。赤木さんの魅力を少しでも多くお伝えしたく、関西弁のまま、お届けします。

会の冒頭、まずはどのような意図を持って「<同じ>から<違う>へ、<分ける>から<混ぜる>へ」と表現しているかについて、岩瀬からお話しました。

そもそも、「<同じ>から<違う>へ、<分ける>から<混ぜる>へ」って?

「自由と自由の相互承認の感度を育むこと」を土台に据えた学校づくりを考えるうえで、思考の手がかりにしているのが、”<同じ>から<違う>へ、<分ける>から<混ぜる>へ”、です。僕たちはつい、今までの自分の経験した枠の中で思考します。そうではなく、そもそもの枠組みを再構成する・問い直すための言葉として使っています。

学校教育には、効率と規律を原理として機能している側面があります。そのためには<同じ>であることが求められる。でも、教室を、そして子どもたちを<同じ>と見ることは、壮大なフィクションだと思うのです。

今までの学校の<同じ>とは、たとえば学習進度、学び方、学習内容、時間割、評価。では、これを<違う>に変えるということは、どんなことでしょうか?学習進度が<違う>とは? 子どもによって<違う>時間割りで学ぶには、どうすればよいのでしょうか。また、今まで何を<分けて>きたのか、<混ぜた>ら何が起こるのでしょうか。

これらを混ぜたら、どんな事が起きるでしょうか。たとえば異年齢編成、探究を核とした教科横断、森と校舎、協同探究者、学校づくりのパートナーなど様々な<混ぜる>軸がありそうです。どれも、やってみなくちゃわからない。

ただ、<混ぜる>とすてきな気がするけれど、そんな単純なことでもなさそうです。耳障りのいい言葉でスローガンになっては意味がありません。<違う>や<混ぜる>を大事にすると、学校の表向きのストーリーと対立することもあり、既存の現場ではけっこう苦労したり混乱したりするかもしれない。これからの学校は、本当にそれでいいのか?と再考しつつ、<同じ>こと、<分ける>ほうがよいこともありそうです。具体的な実践を重ねながら、これから試行錯誤を楽しみたいと思っています。

続いて、赤木さんの視点から見た<同じ>、<違う>、<分ける>、<混ぜる>についてお聞きします。

<同じ>教育課程、実態は<違う>子どもたち

赤木和重さんプロフィール
神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。専門は発達心理学。2015年春から1年間、アメリカ・ニューヨーク州にあるシラキュース大学教育学部にて、客員研究員として所属。おもな著書に、『アメリカの教室に入ってみたー貧困地区の公立学校から超インクルーシブ教育まで』(ひとなる書房)、『「気になる子」と言わない保育』(共著、ひとなる書房),『キミヤーズの教材・教具ー知的好奇心を引き出す』(共著、クリエイツかもがわ)ほか。

僕(赤木)の専門は、自閉症スペクトラム(ASD)の子どもたちを対象とした発達心理学です。教えるという行為の発達を研究しています。たとえば、赤ちゃんの目の前で型はめのおもちゃで遊びます。私が、丸の穴に四角を入れようとして「はいらへん〜」とか言ってると、1歳後半の子は僕の代わりに自分で入れたり、そこじゃなくてこっちの丸の穴に入れろと教えてくれます。言葉が出てない子でも「あ、あ」と教えてくれるんですよね。ヒトに最も近いチンパンジーでも、助けることはします。でも、教えることはしません。自分の持ってる知識や技術をこんなに早くから伝えたくなるのはヒトならではの行動です。さらに2歳半になると、言葉を使って他者に問題を出すようになります。こんなに早くから、問題を出して、相手の考える力を引き出すなんてすごいですよね。

私が教える行為に注目したのは、「自分が自閉症の子どもやったら教えられてばっかりは嫌やなぁ」という思いからです。私たちは、障害の重い子どもや、1歳とか2歳の幼児には、1つ1つ教え込まないといけないと思いがちです。でも少なくとも僕やったら、24時間教えられる人生って嫌やな、と思います。でも、障害の重い子どもや幼い子どもでも教えることができること、そして、それが人間関係の主人公になれることを研究の中で示すことで、子どもの見方や教育の根っこを変える・考えることができるかな、と思っています。

さて、「<同じ>から<違う>へ、<分ける>から<混ぜる>へ」って聞くと、なんかええ感じな気がしますね。でも、よく考えてみると、ようわからへんなとも思います。何が同じなんか。違って混ぜたら、子どもにとって、なんかええことあるんですかね。

私は、巡回相談(*1)の仕事をしている関係で、幼稚園や小学校に行き、発達障害のある子や気になる子の支援をしています。その中で、子どもの実態は事実としてどんどん違ってきている現状を実感しています。子どもの学力や性格、障害を含めた特性、経済的に厳しい家庭で育つ子ども、外国籍の子どもなど本当に多様になってきています。でも、教育方法・教育課程(同一年齢、同一内容の学習を教える)は同じまま。

<違う>子どもたちという実態と、<同じ>教育方法・教育課程というズレ。このズレが、子どもたちをより生きづらくしています。さらに全国学力テストという、強烈ともいえる「同じ」評価が教室に持ち込まれてきています。こういう中では、どうしても排除される、はじきだされる子が出てきます。こうした厳しい状況に、悩んでいる先生も多いことでしょう。これからの教育・授業のあり方はどのように構想されるべきでしょうか。

<違い>をなかったことにする

子どもたちの実態が<違う>中で授業を進めるやり方は、大きくは2つの方向に分けられます。

1つは、「子どもたちの<違い>をなくす、あるいはなかったことにする」方法です。具体的には、枠を明確にすることで、子どもたちの<違い>の影響を小さくしようとします。その1つの例として「グーピタピン!」があります。試しにここでみなさんとやってみましょう。手を膝の上に置いて(グー)、足の裏を(ピタ)くっつけ、背筋を(ピン)伸ばす姿勢をつくります。「はい、グーピタピン!」・・・(そろった参加者を見て)うわ、なんかこれめっちゃ気持ちよくなる自分がいる(笑)。これやってる先生方は、どっかで気持ちいいと思ってるんちゃいますかね…。これ以外にも、「背」筋を伸ばして、先生の「目」を見、「手」を膝の上に置く姿勢をつくる「せ/め/て」、などが現場に広まっています。他にも、机の上の赤ペンの置き場所、消しゴムの置き場所、鉛筆は2本にするなどのルールを明確に決めて、どの子にも同じように机の上の持ち物を決めさせるような指導があります。

自閉症スペクトラムの子どもの中には、「ちゃんとしなさい」ということばの意味がつかめない場合があります。「『ちゃんと』ってなにをどうちゃんとするの?」となるわけです。ですので、机の上の持ち物や置き場所を明確に指定すれば安心して学習に向かえる、という指導者の意図があります。わからないでもないです。でも、ほんまにそんでええのかな?と思います。

<同じ>学習規律を求めれば求めるほど、逆に、子どものちょっとした<違い>が目につくようになります。校則が厳しい学校ほど、ちょっとした違反・違い(例えば、髪の毛が耳に2センチかかったのでダメ、とか)がクローズアップされますよね。あれと同じです。ちょっとした違いをなんとかしようとして先生が注意する。グーピタピンを強めれば強めるほど、ちょっと動いてしまう多動の子どもが、どんどん目立ってしまい、指導される対象になってしまう。子どもの<同じ>姿を純化させることで、むしろ<排除>のほうに進む危険性があります。

<違い>から出発する

子どもたちの実態が<違う>中で授業を進めるもう一つのやり方があります。それは、「<違い>から出発する」方法です。

子どもたちの知性や感性の<違い>を前提に、授業づくり、学級づくりをおこなう発想です。先に述べたやり方とは真逆といってもよいでしょう。「サラマンカ声明」というインクルーシブ教育の基準となる国際的な取り決めがあります。そこでは「人間に相違が見られるのは当然のことであり、したがって学習は学習過程の予め決められた枠に子どもを合わせるよりも、子どものニーズに応じて調整させなければいけない。児童中心の教育学はみんなにとっても社会にとっても有益」といった内容が書かれています。しかし、各々の子どもの興味や能力の違いから出発する方法とはどういうことでしょうか?なんかええ感じのこと言うてますけど、そんなうまいくこといくんですかね?

子どもたちの<違い>を大事にしながら

この問いを考えるうえで、僕が保育者とつくった本『「気になる子」と言わない保育』の中から、一つの実践事例を紹介します。

3歳の自閉症の男の子Aくんは、本を読むなど設定された場面では他の子と一緒に過ごせますが、自由遊びの時間になると、ずっと大好きなミニカーで一人遊んでいます。図鑑も大好きで気に入った箇所に付箋をはりまくっている、そんなお子さんです。保育者の気持ちとしては「一人で遊ぶのもいいけど、やっぱりみんなと遊ばないとあかんのかな?どうかなぁ…」と気持ちが揺れます。ハウツー本を見ると、このような場面では、「こだわっているものを隠しましょう」という対応が書かれています。確かに自閉症の子どもは視覚優位の側面があるので、目にしたものに引っ張られがちです。ミニカーを見ると、ついそれで遊んでしまうんですよね。二つ目のよくある対応は、「他の子の遊びに参加させる前に、友だちの遊びを見る機会をつくって、関心を寄せる支援をする」です。確かにこれでいい気もします。さて、みなさんがAくんの担当やったらどうします?

ちなみにこの本はいやらしいつくりでして、よくある対応を書いてから、それを批判します。そのうえで、読み手にどのような対応がよいか、判断を委ねます。先に述べたよくある対応を批判すると・・・ミニカーを隠さなあかんのですかね? Aくんはミニカーが楽しい。それなら、それでええんじゃないの。「違いから出発する」というのは、ここです。こだわりをなくさなきゃいけないの?ほんま? とはいえ、どっかで他の子とも遊んでくれたらいいな、という保育者の気持ちもわかります。また揺れてしまうわけです。

 

そこでポイントになるのが<混ざる>です。正確にいえば、<違い>を大事にしながら<混ざる>です。どういう保育を指すのでしょうか?

まず一人で遊んでいるAくんを見て、「また一人で遊んでるわ」ではなく「園でも自分らしく遊べるのはいいことやな」と理解します。そのうえで、「他の子と遊びなさい」と声かけるのではなく、保育者がその子のミニカーの遊びに入っていき、その子の好きな遊びを一緒にします。楽しく遊んでいると、間違いなくその気配を察知した他の子が、「何してるの?」と近づいてきます。一緒に遊ぶきっかけが生まれます。さらに保育は続きます。保育者が、隣で積み木で遊んでいた子どもたちのところにミニカーを走らせ、「積み木の町に到着でーす!」と言います。すると、積み木遊びをしていた子の一人が、「ここはガソリンスタンドでーす」とノッてきます。それを聞いたAくんは、「いれてくださーい」と言って、何度もミニカーで給油しにやってきて、一緒に遊んだりします。

このエピソードのポイントは、保育者が「ミニカー」と「積み木」という違う遊びを「積み木の町に到着」として遊びをつなげたところです。この保育園では、他の子と同じことをさせる発想がそもそもないし、Aくんだけ個別保育をしているわけでもありません。子どもの<違い>を出発点にしながら、「一緒に遊べば楽しいよね」という感覚で<混ざり>あっていきます。背景にあるのは、「一人ひとり違っていいんだよ。でも一緒に遊べばもっと楽しいよね」という保育観です。

もう一つ、学年や発達年齢が異なる子どもたち4人が学ぶ小学校・特別支援学級での実践を紹介します。このような構成の特別支援学級で多いのは、プチ家庭教師的授業です。子どもたちがバラバラに机を離して学び、先生が個別に関わる。それが悪いわけじゃないけれど、みんなで一緒に楽しい授業をする試みもあります。たとえば、この教室では算数の時間の冒頭10分間にローテーションカードという学習を全員でやります。出たカードの数字を読み上げます。ただ「5」のカードが出たら、「ご」とは言わずに「にわとりさん」など違うことばを言う学習です。先生があらかじめ、積み木を学んでいる子には積み木のカードが、掛け算を学んでいる子には掛け算のカードがあたるように配列します。すると、一人ひとり違っていながら一緒に学ぶことができます。なぜ5を別の言葉で言い換えるのかというと、楽しく学ぶためです。別の言葉で言い換えて半分遊ぶことで、学びにひきつける。この学級の先生の問いの立て方は、どうしたら問題行動がなくなるか?ではなく、どうしたら勉強が楽しくなるか?、なのです。

 

一人ひとり違って学んでいるけど、一緒に学ぶと楽しい。でもこのカードを先生と一対一でやると楽しくないと思いません?なんでかわからんけど、一緒にやると不思議と楽しいですよね。このように、<違い>がありながら<混ぜて>いく授業づくりの可能性がここにあると思っています(『キミヤーズの教材・教具』にその他の実践事例があります)。

<違って><混ぜた>ら、<同じ>

この2つの実践事例に共通することは、それぞれの子どもの興味関心から学びが出発し、学習内容はそれぞれ違っていいんだという発想です。同時に、その<違い>が孤立化になっていません。子どもどうし<混ざり>あっています。もっとも、「通常学級では、そんなん無理!<同じ>教育方法・<同じ>学習内容で溢れているやん!」と思われるかもしれません。確かに…。とはいえ、学習内容は同じという条件の中で、<違う>学び方を選べるという手法もあります。たとえば、石川 晋さんの著書『学校でしなやかに生きるということ』に登場する「合法的立ち歩き」が好例です。古文の暗記の授業で、石川先生が、生徒に「どこでどのように覚えてもかまわない」と伝えます。時間をかけていくと、1人が好きな子どもは、倉庫の中で覚えたり、よく動く子どもは友だちとおしゃべりしながら覚えるのだそうです。そして、最後に、お互いがどんな覚えかたをしたのかをシェアしていくそうです。この授業を通して、子どもたちは、<違う>学びかたでいいんだと実感しつつ、お互いの学びを参考に<混ざり>あっていきます。

しかし、そもそも、なぜ、<違う>に加えて<混ぜる>遊びや学びが大事なのでしょうか?一番の意味は、1人では想像しえないクリエイティブな学び・遊びが起きるところだと思います。「ミニカー」だけで遊んでいた子どもが、積み木で遊んでいる子どもと出会うことで、「ガソリンスタンドに車を入れる」遊びが創造されます。「合法的立ち歩き」の学びかたをお互いにシェアすることで、自分にはなかった新しい学びかたを学ぶことができます。つまり、予想外のことが生まれるんですよね。色んな<違い>が<混ざって>つながることで、思いもしなかったことが学べてしまう、遊べてしまうということに意味があるのかなという気がしています。

良質な<違い>と<混ぜる>があわさったあとに残るのは、「違って混ぜたら同じやな」という感覚です。その実感が、社会をつくる土台になりうるのです。困ってることは一人ひとり<違う>けど、「良い自分になりたい」「楽しい遊びはサイコーやな」という思い<同じ>。<違う>けど楽しいのは<同じ>だよね、とわかりあえることで、多様性を面白がる共同体をつくっていけるのかなと思います。


*1…巡回相談:巡回相談員と専門家チームが小・中学校などに訪問して、支援を必要とする児童生徒への指導内容や方法について教員および児童生徒の保護者に助言をおこなうこと。


<おすすめ書籍>

9月15,16日風越コラボin熊本、申し込み受付開始しました。

9月15,16日風越コラボin熊本、申し込み受付開始しました。
https://kazakoshi.jp/event/kumamoto


岩瀬と苫野による風越コラボを熊本でも開催します。

「子どもたちに『学びのコントローラー』をゆだねたい。」

苫野が出会った多くの教育関係者が、そんな想いを持ちながら
日々試行錯誤しています。そうした方にエールを送りたい、
相談できる仲間としてつながってほしいという願いから、
岩瀬が熊本に初訪問し、苫野とともに2日間のワークショップを開催することにしました。

公教育の本質である<自由>と<自由の相互承認>について苫野からお話し、
またその実質化の一つとして、岩瀬の実践事例をご紹介することで、
「共同探究者」「探究支援者」としての教師のあり方、
そうした学びを支える学校・教育行政関係者のあり方について、
ともにじっくり考え、対話したいと思います。

子どもたちが、「自由」に、つまり生きたいように生きられるための
力を育む教育とは、一体どんな教育なのでしょう?
「自由の相互承認」の感度を育む学校とは?、その実践とは?

熊本で、初となる軽井沢風越学園設立準備財団の岩瀬×苫野のコラボ。
九州・中国地方の皆さま、ぜひ奮ってご参加ください!
(もちろん九州・中国地方以外からもご参加いただけます。)

「風越コラボ in 熊本」開催のご案内

「未来の教育実践の担い手になる〜風越コラボin熊本〜」の申し込み受付は終了いたしました。(2018年8月7日追記)

9月15,16(土・日)に、「未来の教育実践の担い手になる〜風越コラボin熊本〜」を開催します。

「子どもたちに『学びのコントローラー』をゆだねたい。」

苫野が出会った多くの教育関係者が、そんな想いを持ちながら日々試行錯誤しています。
そうした方にエールを送りたい、相談できる仲間としてつながってほしいという願いから、
岩瀬が熊本に初訪問し、苫野とともに2日間のワークショップを開催することにしました。

公教育の本質である<自由>と<自由の相互承認>について苫野から話し、
またその実質化の一つとして、岩瀬の実践事例を紹介することで、
「共同探究者」「探究支援者」としての教師のあり方、
そうした学びを支える学校・教育行政関係者のあり方について、
ともにじっくり考え、対話したいと思います。

子どもたちが、「自由」に、つまり生きたいように生きられるための力を育む教育とは、
一体どんな教育なのでしょう?
「自由の相互承認」の感度を育む学校とは?その実践とは?

熊本で、初となる軽井沢風越学園設立準備財団の岩瀬×苫野の風越コラボ。
九州・中国地方の皆さま、ぜひ奮ってご参加ください!
(もちろん九州・中国地方以外からもご参加いただけます。)

 


開催概要

■日時
2018年9月15日(土)、16日(日)
1日目:10:30~17:30(10:00受付開始)
2日目:10:00~16:00
※2日目の終了後、熊本市内で懇親会を行うことを予定しております(先着30名程度)。詳細については、申し込みされた方に別途ご案内し、参加の希望を受け付けます。

■場所
熊本大学黒髪北地区 教育学部東棟5A教室(キャンパスマップ11番建物内5F)(交通案内)(キャンパスマップ
※遠方からお越しの方は、移動・宿泊等はご自身で手配してください

■参加費
社会人16,000円、学生6,000円
※懇親会の参加費用は別途(当日支払い)

■対象
教員の方、学校・教育行政関係者、幼児教育に携わる方、教員を目指す学生の方等

■定員
80名

■締め切り
2018年8月7日(火)(先着順)

■プログラム(予定)
事前に以下の2冊をお読みの上ご参加ください。
『教育の力』(苫野一徳著、講談社現代新書)
『せんせいのつくり方 “これでいいのかな”と考えはじめた“わたし”へ』(岩瀬 直樹著 、寺中 祥吾著、プロジェクトアドベンチャージャパン監修、旬報社)

<1日目>10:30~17:30
・そもそも教育とは何か?どうあれば「よい」と言えるのか?(苫野一徳)
・「学びの個別化・協同化・プロジェクト化の融合」の実践の試み(岩瀬直樹)

<2日目>10:00~16:00
・High Tech Highドキュメンタリー『Most Likely to Succeed』鑑賞(映画予告編
・実践に向けたテーマごとの対話(岩瀬・苫野も参加します)
※プログラム内容は、一部変更する可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
※『Most Likely To Succeed』の上映にあたって、ライセンス契約をしています。


 

2018年度第1期「風越コラボ」申込受付開始します

2018年度第1期風越コラボは定員に達したため申込を締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。第2期募集についてはメルマガでご案内いたします。(追記 2018年5月19日)

2018年度第1期「風越コラボ」で、ともに探究しあう仲間を募集します。

私たちは、すべての子どもの<自由>に生きるための力を育むと同時に、<自由の相互承認>の感度を育むための学校をつくりたいと考えています。より多くの人が「自由だ、幸せだ」という実感をもって生きられる社会が私たちの理想です。しかし、そうした社会は私たちの学校づくりだけでは実現しがたく、多様な人たちとの連携やコラボレーションが必要だと感じています。

「風越コラボ」は、【一人ひとりが「自由だ、幸せだ」という実感を持つ社会のために、どんな学校や教育がありえるのか、多様な人たちが集まって試行錯誤しながら実験する場(Collaboration Laboratory)】です。

岩瀬が苫野の唱える公教育の原理に出会い、その「原理のメガネ」をかけて自身の現場や実践をながめなおしたとき、「これは原理に繋がる種として育てていけそうだ」、「このうまくいかなさは捉え直しができるかもしれない」など、目の前の実践の見え方や価値が変わる経験をしました。原理と実践、どちらか一方だけでなく、両方を往還することで、どちらも深まる手応えがあります。風越コラボでは、まず原理を自身のものにするために、公教育の原理、〈自由〉と〈自由の相互承認〉について、じっくり向き合い、深めます。個々人にとっての納得解なのかを吟味したうえで、毎回ゲストの研究や実践のお話を聞いたり、実践を持ち寄ったり、仲間の探究したいテーマや問いについて考えを交わし合ったりすることを通じて、自身と、取り組む実践の場の変化を共に探る場とします。

  1. 対象:
    • 子どもや教育に関わる働きをしている方。
    • 4回通じて、ご参加いただける方で、探究したい問いやテーマの仮説がある方。また、仲間の探究したいテーマに貢献する意思のある方。
    • 同じ組織やプロジェクト内での変革を促すために、チームでのご参加を歓迎します。
  2. 参加費:
    60,000円(チーム参加の場合、2人目は40,000円となります。以下の備考欄をご確認ください。)
  3. 定員:50名
  4. 申込受付開始:2018年5月19日(土)正午(先着順)
  5. 日程:
    第1回 2018年6月30日(土)10時〜17時(時間は予定です)
     テーマ:<自由>と<自由の相互承認>の感度を育むことが、本当に教育の原理なのか?
     話し手:苫野一徳(哲学者・教育学者/熊本大学教育学部 准教授)
    第2回 2018年8月25日(土)10時〜17時(時間は予定です)
     テーマ:<同じ>から<違う>、<分ける>から<混ぜる>とはどういうことか?
     話し手:赤木和重(神戸大学大学院人間発達環境学研究科 准教授)
    第3回 2018年10月21日(日)10時〜17時(時間は予定です)
     テーマ:「なにか」(参加者の関心のある探究領域をもとに、今後検討します)
    第4回 2018年12月16日(日)10時〜17時(時間は予定です)
     テーマ:「なにか」(参加者の関心のある探究領域をもとに、今後検討します)
  6. 実施場所:いずれも東京都内を予定しています。会場については、参加が決まった方たちにご案内いたします。
  7. 備考:
    • 岩瀬と苫野は、全回に参加してともに探究します。
    • 当日の場づくりは、古瀬正也さん(古瀬ワークショップデザイン事務所)と寺中祥吾さん(流通経済大学スポーツ健康科学部スポーツコミュニケーション学科 助教)の2名によるコ・ファシリテーションです。
    • 期間中、実践の試行錯誤や探究の深まりを支えるため、オンラインコミュニティなどの仕組みを検討しています。
    • 事前に読んできていただきたい書籍がいくつかあります。追って参加者にご案内します。
    • キックオフイベントでは、申込に間に合わなかった!という声を多くいただきましたので、今回は予告のうえで、5月19日(土)正午よりお申込みを受け付けます。
    • お申込時には、参加にあたってのねらいや、今の実践についてご記入いただきます。
    • チーム参加について:予算の関係上、チーム割引は10名を上限とさせていただきます。チーム全員の申込を受けて参加決定となります。組織やプロジェクト内の変革を目的としているため、友人関係には適用されません。3人以上のチームでご参加をご希望の方は、一度事務局までお問い合わせください。
    • 参加費の学割設定はありません。

ともに探究を楽しみましょう。

「風越コラボ」キックオフイベント開催します

「風越コラボ」は、一人ひとりが「自由だ、幸せだ」という実感を持つ社会のために、どんな学校や教育がありえるのか、多様な人たちが集まって試行錯誤しながら実験する場(Collaboration Laboratory)にしたいと考えています。子どもたち、実践者、研究者などが自由に行き交う港のような場所を目指し、まずは岩瀬と苫野が、実践する大人の集う場を開きます。

教員時代の岩瀬自身がこんな機会を望んでいたという互いの実践を持ち寄ってフィードバックし合う場を東京都内で6月〜12月(6/30、8/25、10/21、12/16の計4回 *追記 2018年4月16日→第1回の実施日を6/24から6/30に訂正しました。)に実施する予定です。そこで4月28日(土)に、キックオフイベントをおこないます。教育に興味・関心をお持ちの方は、どなたでもご参加ください。大学生・大学院生も歓迎です。

今年1月におこなった私たちのスタッフ合宿にて、アメリカの幼稚園から教職大学院が併設された学校、High Tech Highのドキュメンタリー『Most Likely To Succeed』を観ました。私たちがぼんやりと考えていた学校像の1つの見事な具体例であることに衝撃を受け、いくつもの問いや迷いが浮かんできました。それに対する一旦の解は、まだ見えていません。キックオフイベントでは、改めて皆さんと一緒にこのドキュメンタリーを見て、これからの学校・教育・社会について対話したいと考えています。当日は、古瀬ワークショップデザイン事務所の古瀬正也さんと一緒に対話を深める場づくりをします。それぞれの現場での実践(実験)のための問いや探究テーマを持ち帰る機会になると嬉しいです。

『Most Likely To Succeed』予告編 (実際の作品は日本語字幕つきです)


「風越コラボ」キックオフイベント開催概要
日時:2018年4月28日(土)10時〜16時半(9時45分受付開始)
場所:東京都立多摩図書館セミナールーム(JR中央線・武蔵野線西国分寺駅南口より徒歩7分)
https://www.library.metro.tokyo.jp/access/#tama
対象:教育に興味・関心をお持ちの方(教員に限らず、どなたでもご参加いただけます)
参加費:社会人8000円 学生3500円
定員:80名
締め切り:2018年4月18日(水)(先着順)


(2018年3月20日21時55分追記)定員に達したため申込を締め切らせていただきました。たくさんのご参加ありがとうございます。


※必ずご確認ください。

      • 参加費は4月18日までに銀行振込をお願いします。口座情報は申込後にメールでお知らせします。入金確認をもって正式な申込とし、4月23日をめどに申込完了メールをお送りします。
      • 参加費のご入金後、キャンセルの場合の返金はいたしません。ご自身で代理で参加される方を探していただき、e-colab@kazakoshi.jpまでご連絡下さい。
      • 当財団は『Most Likely To Succeed』の上映ライセンスを取得しています。
      • 6月以降の「風越コラボ」の詳細については、当日ご案内します。

【お知らせ】「風越コラボ」キックオフイベント開催します

「風越コラボ」は、一人ひとりが「自由だ、幸せだ」という実感を持つ社会のために、どんな学校や教育がありえるのか、多様な人たちが集まって試行錯誤しながら実験する場(Collaboration Laboratory)にしたいと考えています。子どもたち、実践者、研究者などが自由に行き交う港のような場所を目指し、まずは岩瀬と苫野が、実践する大人の集う場を開きます。

教員時代の岩瀬自身がこんな機会を望んでいたという互いの実践を持ち寄ってフィードバックし合う場を東京都内で6月〜12月(6/24、8/25、10/21、12/16の計4回 *追記 2018年3月20日→第4回の実施日を12/6から12/16に訂正しました)に実施する予定です。そこで4月28日(土)に、キックオフイベントをおこないます。教育に興味・関心をお持ちの方は、どなたでもご参加ください。大学生・大学院生も歓迎です。

詳細はこちらをご覧ください。

(2018年3月20日21時55分追記)定員に達したため申込を締め切らせていただきました。たくさんのご参加ありがとうございます。