学校づくり途中経過報告会を開催します

軽井沢風越学園設立準備財団では、以下の通り5月25,26日(金,土)に軽井沢中央公民館にて、「学校づくり途中経過報告会」を開催いたします。

当日は設立発起人の本城、岩瀬、苫野ほかスタッフが出席し、ここまでの経過や、今後の予定についてご報告いたします。現在お住まいの地域に関係なく、どなたでもご参加いただけます。皆さまのご参加をお待ちしています。

主催)一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団

日時)全回ともほぼ同じ内容となります。
①2018年5月25日(金)10時~12時(9時半開場)
②2018年5月25日(金)18時~20時(17時半開場)
③2018年5月26日(土)10時~12時(9時半開場)

場所)軽井沢中央公民館(軽井沢町大字長倉2353番地1)

託児)
5月26日(土)は未就学児向けに託児室(定員20名、先着順)を設けます。報告会にお子様と一緒に参加していただくことも可能です。

ご参加希望の方は、こちらの申込フォームからお申込ください。

【お知らせ】「風越コラボ」キックオフイベント開催します

「風越コラボ」は、一人ひとりが「自由だ、幸せだ」という実感を持つ社会のために、どんな学校や教育がありえるのか、多様な人たちが集まって試行錯誤しながら実験する場(Collaboration Laboratory)にしたいと考えています。子どもたち、実践者、研究者などが自由に行き交う港のような場所を目指し、まずは岩瀬と苫野が、実践する大人の集う場を開きます。

教員時代の岩瀬自身がこんな機会を望んでいたという互いの実践を持ち寄ってフィードバックし合う場を東京都内で6月〜12月(6/24、8/25、10/21、12/16の計4回 *追記 2018年3月20日→第4回の実施日を12/6から12/16に訂正しました)に実施する予定です。そこで4月28日(土)に、キックオフイベントをおこないます。教育に興味・関心をお持ちの方は、どなたでもご参加ください。大学生・大学院生も歓迎です。

詳細はこちらをご覧ください。

(2018年3月20日21時55分追記)定員に達したため申込を締め切らせていただきました。たくさんのご参加ありがとうございます。

【ご報告】わたしたちワークショップを開催しました。

台風が迫る10/22(日)、軽井沢の発地市庭にて、軽井沢町・御代田町・佐久市・小諸市在住の方たちを対象に、第1回わたしたちワークショップをおこないました。

中学生、軽井沢で陶芸教室を開いている方や、幼稚園の子どもを持つ保護者など、多様な参加者10名と関係スタッフ4名、ファシリテーターに古瀬ワークショップデザイン事務所の古瀬正也さんを迎えて、一日を過ごしました。

まずは、お互いにゆっくりと出会っていくところからスタート。一人ずつの簡単な自己紹介のあとに、本城からなぜ学校をつくろうと思ったのか、今どんな学校をつくろうとしているのかについて、お話しました。

”僕らが学校づくりで一番大事にしているのは、理念とか何かの教育方法に陥りすぎないということです。わかりやすい事例のもとに学校をつくったり、効果のありそうな方法論に飛びつかず、もう少ししっかりと丁寧に、どんな学校なのかを描いていく。それが、情景です。岩瀬や他のスタッフたちと、学校の中でどんな物語が流れているかの情景を持ち寄って、お互いに手を入れて、それぞれの情景がなんとなく重なりあっていく、ということを繰り返しています。情景のベースとなっていることは、実は自己主導や協同や探究の学びということではないんです。むしろ大事なのは、そのベースとなっている「<同じ>から<違う>へ」と、「<分ける>から<混ぜる>へ」ということ。一人ひとりが違うということを尊重し合うこと、そのうえで混ぜていく、違いが混ざり合っていくことが、一番大事なことだなと思っています。

また、これからさらに関わる人たちと、いろんなやりとりしながら決めていくことをたくさん残していこうと思っています。学校づくりで大事なのは、僕がリーダーシップを発揮することではないと思っています。僕がリーダーシップを発揮する場面は、むしろ限定的で少ないほうがよくて、関わってくださっている人たち、ここにいらっしゃる皆さんもそうですが、その人たちが、自分の学校としてオーナーシップを発揮してもらうこと。たくさんの人がオーナーシップを発揮できるような環境をつくることが僕の役割で、僕のリーダーシップというよりは、それぞれの人たちがオーナーシップを発揮できるような学校にしていきたいと思っています。そして、「いろいろな人が行き交う学校」というタイトルの情景にもあるとおり、地域の人や色んな人が日々行き交うような学校にしたいなと思っています。”

このあと小グループに分かれて自己紹介をし、自身と軽井沢風越学園との出会いについて、どんな関わりをしたいと思っているかなど、それぞれ共有しました。
昼食休憩を終え、午後の部です。「軽井沢風越学園と私(または、私たち)がこれから関わり合っていくために、 今、この場で話し合ってみたいことは?」という問いの中から、参加者が話し合いたいテーマを提案、自分の興味のあるテーマのもとに集まり、分科会をおこないました(「OST(オープン・スペース・テクノロジー)」という手法)。

OSTをおこなう上での4つの心構え

『軽井沢の「地域」にすでにあるもの、今ないものってどんなもの?』、『風越学園と親の関わりって?』、『外国語教育や留学って、どう考える?』、『風越を巣立つ子どもたちの姿のイメージは?』、『子どもたちに望むものは? そのためにわたしたちに何ができるか?』など、多様な8つのテーマがうまれ、その中から4つのグループに分かれて、80分間の自由な話し合いの時間を持ちました。


一つのテーマをもとに、互いの価値観を交換しあった80分はあっという間。それぞれの場で出た内容を全体でシェアして、場を閉じました。

終了後、ファシリテーターの古瀬さんに感想を聞いてみました。

”まず1回目に、ちゃんと出会えてよかったな、とほっとしたのが一番です。関係ができれば、何か必要なときに声をかけあうことができるので、出会って関係ができるところが第一歩かなと思って準備しました。
ファシリテーターをするうえでは、参加者が自然と向かっていこうとしている方向に向かっていけるように、ということを大事にしていました。植物とかって、伸びていく先があるじゃないですか。そこを邪魔したくないというか、伸びていく方向にゆけ、と。

今日の参加者以外にも、何か関わりたいという気持ちを持った人たちは、まだまだたくさんいると思うので、そういう人たちとも一緒に何かできる場を持って、コミュニティ型で学校づくりができるといいかもしれないなと思っています。僕も、潜在的に何か関わりたいな、と思っていた一人だったので、本城さんから声をかけてもらった時はすごく嬉しくて。これから、どんなふうに続いていけるか楽しみです。”

古瀬さんの言葉通り、この1回目で具体的な何かが始まったり、何かが完結したわけではありません。ここから動き出すきっかけを得て、これからも長く続けたいと思える時間を過ごすことができました。
学校が開校したあとも、たとえば「PTA総会」ではなくて「わたしたちワークショップ」として、子どもたちも含めた参加者主体の対話が生まれる場に育つとよいな、と考えています。第2回は、来年の3月頃を予定しています。

【ご報告】サマースクールを実施しました。

8/6〜9の4日間、サマースクールを実施しました。幼児は前・後半に分かれて28人、小学生は38人の参加に対し、約20名のスタッフが関わりました。

幼児は、とにかく野外でたっぷり遊びました。お迎えに来た保護者が、あまりの泥だらけな子どもの姿に、苦笑いしながら抱っこをためらうシーンもあったくらい。日常的に森のようちえんなどの野外保育で自然に親しんでいるかどうかはあまり関係なく、環境と大人の関わり次第で、子どもは自分から仲間と共に自然の中で遊ぶことができるものです。

たとえば川遊びの場面。それぞれのペースで川と仲良くなっていく子どもたちは、途中から石を集めて高い山にすることに夢中になりました。どうすればもっと高くなるんだろう?、なんで高く積めないんだろう?このような遊びの中で不思議に思うことが、大きくなったときの学びにつながっていくと考えています。

その川に向かう途中のことです。子どもたちはドキドキコースとゆっくりコースを自分で選びましたが、ドキドキコースを選んだ一人の女の子が、崖を降りる途中で怖くなって止まってしまいました。

すると、崖の下から力強く助けにきてくれた女の子。彼女はその日、緊張していたのか、それまで一言も発さずに、頑なまでに黙々と自分の決めた遊びを続けていました。そんな彼女が、友達の困っている様子を見て、土の中にぐっと指先を食い込ませながらも、助けに来てくれたのです。大人が先回りして手を出していたら、きっと見られなかったその子の持つ力強さに、はっとした出来事でした。

小学生は、軽井沢風越学園の学びの軸の一つである「探究」の楽しさを体感してもらうため、「◯◯すぎる世界」というテーマで4日間を過ごしました。

初日に、自分たちがやってみたい「◯◯すぎる◯◯」を考え、一人でやりたい子は一人で、仲間とやりたい子は仲間で、4日間、一つのテーマを深めていきました。

たとえば、「でかすぎる太陽」をテーマにした男の子。太陽は地球の大きさの110個分だと調べてわかった次に、重さはどれくらい違うんだろう?という問いに向かいました。

するとなんと、30万倍。地球が1グラムだとすると、300キロです。そうして石を集め始めた結果が、この石。

これだけ集めても、100キロしかありません。石を一つずつ計って、ノートに足し算をして、これの3倍あるらしい、ということを4日間で探究しました。

他にも、まじめすぎるポテトチップス、かわいすぎるアクセサリー、あやしすぎるひみつきち、こわすぎるゆうぐ、などなど。完成形にたどり着くまでに、それぞれ失敗と工夫を繰り返していました。

好きなことに集中したときの子どもたちの力、遊びの中から探究が始まる瞬間も、興味深いものでした。たとえば、川の流れで遊ぶ中で、空き缶を早くどうやったら下流まで早く流せるか?という探究が、自然に始まります。ここから流すのがいいんじゃないか、ここに石を置けばどうかと、大人が声をかけなくとも、子どもたちは自ら探究を進めていました。

大人はつい、遊びと学びを分けて考えてしまい、探究するにはまずテーマを決めて、問いを立てて、という順序を前提に考えてしまいます。でも、子どもはわざわざ分けて考えません。そういう当たり前のことに気づいた4日間でした。

私たちスタッフにとっても、軽井沢風越学園として初めて実際に子どもたちと関わる場となったサマースクール。どこから大人が介入するか、どこまで待つか。子どもたちにどんなふうな声かけや関わりをするのか、あるいはしないのか。私たちの目指す学校像である「自由と自由の相互承認の感度を育むむ」ために、大人はどんな関わり方ができるのか。

今回は探究にテーマを据えて、ある程度の手応えを得ましたが、教科学習における「自己主導の学び」や「協同の学び」をどうすれば全スタッフで共有しながら実践できるかは、まだまだ未知数です。さらに実際の学校では、サマースクールよりも空間が大きく、子どもと大人の人数もぐっと増えます。今回できたことが、その規模でどこまで同じようにできるか、何を変える必要があるか。すぐには答えが見つからない、もやもやとした問いが何よりの今回の収穫だったと前向きに捉えています。

こうした場を開校までに何度か実施する予定です。サマースクール開催にあたって、ご協力いただいた皆さん、参加してくれた子どもたち、ありがとうございました。

【お知らせ】2017年夏サマースクールのお知らせ

軽井沢風越学園設立準備財団では、軽井沢風越学園が体感できる4日間のサマースクールを開催いたします。

日程)2017年8月6日~9日(それぞれ9時集合 16時解散)
場所)軽井沢町内
対象)軽井沢町及び御代田町在住の3歳児(年少)~小学校4年生
定員)幼児 各年齢5名ずつ( 幼児は前半2日間と後半2日間の入替制です)
小学生 各学年10名ずつ
内容)軽井沢風越学園の遊びと学びの体験

詳細は今後メールマガジンとホームページでお知らせします。メールマガジン配信希望の方は、お問い合わせよりメールアドレスをご登録ください。

【お知らせ】たくさんのご参加ありがとうございました(地域の皆さま向け説明会)

4月14日、15日に軽井沢中央公民館にて軽井沢風越学園設立に関する地域の皆さま向け説明会を開催いたしました。

 

3回に分けて開催いたしましたが、合計で175名の方がご参加くださいました。ありがとうございます。

参加者175名
アンケート回答者128名(回収率73.1%)
アンケート回答者の居住地軽井沢町95名(74.2%)
御代田町9名(7.0%)
佐久市8名(6.3%)
小諸市2名(1.6%)
東御市1名(0.8%)
上記以外の長野県内3名(2.3%)
長野県外10名(7.8%)

私たちの説明を聞いていただくだけではなく、「軽井沢風越学園の情景」を読んだ後や、ビデオを見た後に、周囲の方とやりとりする時間を持つなど、参加された皆さん同士が交流する場面もある説明会でした。

今回ご質問いただいた一部の事項などについては、後日、FAQとしてまとめてWeb上で公開する予定です。これからもこのような説明会を開いていきたいと思いますのでどうぞご参加ください。

このような企画についての情報のメール配信を希望される方は、お問い合わせよりお申込ください。

【お知らせ】地域の皆さま向けの説明会(4月14,15日)

軽井沢風越学園設立準備財団では、地域の皆さま向けの説明会を4月14日、15日に開催いたします。

当日は設立発起人の本城、岩瀬、苫野が出席し、軽井沢風越学園の理念やコンセプト、カリキュラムの軸など私たちが目指す学校像についてお話しさせて頂きます。皆さまのご参加をお待ちしています。

詳しくは http://kazakoshi.jp/event/201704event/をご覧ください。

プレスリリース配信

一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団では、2017年2月1日に学校設立準備活動開始に関するプレスリリースを行いました。今後も随時、設立準備に関する情報をアップデートしていきます。

20170201_pressrelease

また同時にSNSでもたくさんの人にシェアしていただきありがとうございます。「わたしたち」になりたいという声、とてもうれしいです。たくさんの人にそう思ってもらえるような仕組みをつくっていきます。もう少し時間をください。