かぜのーと 第6号(2017年10月17日発行)

こんにちは、軽井沢風越学園設立準備財団です。

現在の設立準備メンバー全員は1ヶ月半に一度くらいのペースで、ロングミーティングをしています。

先日は事前に一人ずつ情景を書きました。書くテーマや、文字数は自由にしたところ、どの情景も、こんな学校だったらいいなと思えるものばかり。順番に読んで共感したこと、疑問に思ったことをやりとりしました。情景を共有することで、まだ議論できていない論点がはっきりとした手触りで浮かびあがってきます。

何より楽しく、あっという間の8時間でした。

かぜのーと 第6号(2017年10月17日発行)
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【1】エッセイ「採用合宿を終えて」本城慎之介
【2】子どもと一緒に読みたい本 vol.5 岩瀬直樹
【3】スタッフインタビュー 辰巳真理子
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【1】エッセイ「採用合宿を終えて」本城慎之介
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合宿を取り入れたわけ

10月7,8日の週末に4回目の採用合宿を終えました。合宿に参加してくれた50名のみなさん、ありがとうございました。近隣だけではなく、北は北海道、南は熊本から。飛行機、フェリー、新幹線、深夜バス、長距離運転…。そして翌日は通常勤務という人がほとんど。たくさんのエネルギーを費やして、この合宿に参加してくれたこと、本当に感謝しています。みなさんと出会えたこと、うれしかった。これからもゆるやかに長くつながっていきましょう。

2月1日のプレスリリースと同時に一緒に軽井沢風越学園をつくる仲間の採用をスタート。最初の応募があったのは2月6日のこと。本当に応募してくれる人がいるんだろうか、という気持ちもありましたが、一通目の書類が手元に届いて、ほっとした感覚は今でもしっかり残っています。その後、全国各地からどんどんと届き、最終的に150名近い方が応募してくれました。

最初のころ、手探りで応募書類を読み込んだり、Webでの面接を進める中で、自分たちが進めている採用への「これでいいのだろうか?」という漠然とした不安の存在に気がつきました。<同じから違うへ、分けるから混ぜるへ>を謳っているにも関わらず、自分たちと似たような人たちを採用しようとしているのではないだろうか…。このままだとまずいかもしれない。もっと<違う>人達と一緒に学校を創りたい。でもWeb面接だけでは、どうもその人と出会った感じがしない。応募してくれている人に僕らのことも知ってもらいにくい。もっと丁寧にすすめられる方法は何かないだろうか、と考え、1泊2日の「合宿」を採用プロセスに加えることにしました。

続きはこちらから >>http://kazakoshi.jp/essay/20171016essay/

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【2】子どもと一緒に読みたい本 vol.5 岩瀬直樹
   『二分間の冒険』
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『二分間の冒険』(岡田淳、偕成社の創作)
amazon)(楽天ブックス

「読書好き?」

ぼくが小学校で学級担任をしていた頃、1学期のはじめに必ず聞いていた質問です。好きと答える人は半分弱ぐらいだったでしょうか。

「長い」
「おもしろくない」
「字が多すぎる(本なので当たり前だけど…)」
「ゲームの方がおもしろい」
そんな言葉が返ってくるときもありました。

読書が好きになるときってどんなときでしょう?
読むのがやめられなくなるような、自分にピッタリの本に出会ったとき。
ぼくはそう考えています。

本なんておもしろくない!固く信じている子に、よく紹介していた本のうちの1冊が、『二分間の冒険』です。

主人公の悟は、放課後の体育館で、人の言葉を話す話す黒ネコ『ダレカ』に出会い、見たことのない深い森の世界に連れて行かれます。驚く悟。もとの世界に戻してほしいとお願いすると、ダレカは、こういいます。

「かくれんぼさ。おまえは、かくれてるおれをみつけだす。そしておれをだいて、つかまえた!とさけぶ。そうすりゃおまえの勝ち。この世界の時間はおしまい。」
「おれは、この世界で、いちばんたしかなものの姿をしているよ。」

というわけで、悟はダレカを見つけるための冒険に出かけることになります。しかしこの世界は本の表紙にある一匹の大きな竜に支配されているのです。悟はもとの世界に戻れるでしょうか。いちばんたしかなもの、とは?

続きはこちらから >>http://kazakoshi.jp/book/05book/

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【3】スタッフインタビュー 辰巳真理子
   「理念をプロセスで体現する学校づくり」
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軽井沢風越学園設立準備メンバーのひとり、辰巳真理子。教育系NPO等で、さまざまな事業の立ち上げ、
企画運営に関わってきた経験を活かし、現在は採用事務や広報などの事務局業務を担っています。

―「情景」を初めて読んだ時のことを聞かせてもらえますか?

最初に情景を読んだときに感じたことは、「同じから違うへ、分けるから混ぜるへ」を理念にするこの学校なら、いろんな違いを持った子どもが違うままでお互いに受け入れあって、いろいろな違いの凸凹をそれぞれに生かし合う。それぞれがそのままでいられて、それでいて一つの場として調和している印象を受けました。

人には得意なところも苦手なところもあるけれど、一定のスピードで進まざるを得ない一斉授業では、我慢しなければいけない場面があるような気がします。少なくとも私自身は、子ども時代にそういう窮屈さを感じていました。軽井沢風越学園では、凸凹がならされることなく、その子らしさが育っていくのでは、そうなったらいいなと思います。自分の息子が通うことをイメージしたときに、そんな環境は幸せだろうなとも思いました。

ー2017年2月1日のプレスリリースを見た時のことが面白いと聞きましたが…。設立準備に関わることになったきっかけは?

軽井沢風越学園の設立準備を始めます、というプレスリリースを読んで、「あれ、なんで私はこれに関わっていないんだっけ。やばい、出遅れた!」と思ったんです(笑)。

続きはこちらから >>http://kazakoshi.jp/essay/20171015essay/

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(あとがき)

まだ情景で描ききれていないこともたくさんあるのですが、そのうちの一つが具体的なカリキュラムのこと。どんな一週間、一ヶ月、一年の流れをつくることで、私たちが実現したい学びと遊びを構成できるのか。また、どこまでを予め設計して、どこからその場の先生や子どもたちに任せるか。
引き続き、探究していきます。

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発行元 一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団
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