かぜのーと第3号(2017年7月16日発行)

こんにちは、軽井沢風越学園設立準備財団です。

校舎の建設にあたって、基本設計が大詰めを迎えています。「A」から始まった設計案が、先週の打ち合わせで「Z」にまで。朝、登園・登校してきた子どもたちが、どんなふうに校舎や森で降園・放課後までを過ごすことになるか、何度も色んな角度から想像しています。

また、サマースクールの開校まで、後少しとなりました。
短い期間ではありますが、私たちが大切にしたいことを少しでも子どもたちが体感できる場をつくれればと思っています。

かぜのーと 第3号(2017年7月16日発行)
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【1】情景「ミーティング」更新しました
【2】子どもと一緒に読みたい本 vol.3 本城慎之介
【3】スタッフインタビュー 苫野一徳
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【1】情景 「ミーティング」
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今日は週に1回の学校ミーティングの日。

学校に関わっているすべての人が参加して行われる全員ミーティング。みんなで学校のことを考える時間。3~15歳の子どもたちとと大人たちが混ざって20人ずつのグループになり、それぞれの場所で行われる。幼稚園メンバーは森に出かけていっていることが多いので、時々の参加。話し合われることは、学校の施設のこと、イベントのこと、ルールのこと、困っていること、やってみたいこと等々さまざま。学校でのお泊まりパーティーの実現も、教室のリフォーム企画も、旅行の計画も。学校のルールを作ったり変えたりすることもある。地域の人たちも参加OKだ。

小グループでサークルになってスタート。チェックインをすませると、毎回ファシリテーター役の中学生チームが進行する。でてきた意見を丁寧に聴き、ホワイトボードに記録しながら進めていく様子は、小学生の子どもたちのあこがれのモデルだ。前回はある低学年のクラスから出てきた、「全校でクリスマスパーティーがしたい」だった。今回のテーマは「入園式・入学式どうする?」がテーマ。教職員のしん先生から出されたテーマだ。来年4月に入ってくる人たちをどうやって迎えるか、みんなで意見を出していく。

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【2】子どもと一緒に読みたい本 vol.3 本城慎之介
『子どもは子どもを生きています』
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『子どもは子どもを生きています』(小西貴士、フレーベル館)
amazon) (楽天ブックス

想像してみてください。

世界中の子どもがひとり残らず、
水たまりを避けて歩く。

世界中の子どもがひとり残らず、
「かーしーてー」と言われたら「いーいーよー」と素直に貸してあげられる。

世界中の子どもがひとり残らず、
遊び終わったおもちゃを自分できれいに片づけられる。

世界中の子どもがひとり残らず、
大人の言うことをきちんと聞く。

世界中の子どもがひとり残らず、
こんな子どもばっかりだったら、

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【3】スタッフインタビュー 苫野一徳
「子どもたちと、哲学探究」
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哲学者・教育学者、苫野一徳。熊本大学教育学部で教員養成に携わる傍ら、軽井沢風越学園設立準備財団の創設当初から関わっています。苫野の著書『教育の力(講談社)』を読んだ岩瀬と本城は、その考え方をベースに学校づくりを始めました。教育とは何か、そしてそれはどうあれば「よい」といいうるか、という原理的テーマの探究を軸に、これからの教育のあり方を構想しています。

ーどんなふうに軽井沢風越学園の設立準備に関わることになりましたか?

2014年に、ある講演会で登壇した時に、同じく登壇者だった岩瀬さんと初めて会いました。それまでも色んな人から岩瀬さんについて、自著である『教育の力』を読んでくださって、その実践の土台ができつつあると聞いていて。実際にお会いしたらすっかりファンになって、授業見学に行かせてもらって衝撃を受けました。僕が本で書いたことを、僕が考えていた以上に深めて、実践していることに感銘を受けたのを覚えています。

2016年に、講談社が始めた社会人講座を受け持つことになった時に、ぜひ岩瀬さんとやりたいと声かけしたら、快く引き受けてくれて。「教師の学校」という5回の講座の期間中に、本城さんと学校を創るという話を聞いたんです。初めて聞いた時は、はー、すごいプロジェクトがあるもんだなぁ、これは日本の教育が変わるきっかけになるなぁ、と聞いていました。「『教育の力』で書いたような原理を学校の土台に考えていきたいので、一緒に学校を創っていきませんか?」と声をかけていただいて、学問的な原理的な部分を支えられればいいなと、当初からなんとなく思っていました。

ー最初の頃と今とでは、気持ちの変化がありましたか?

最初と今とでは、気持ちのボルテージが全然違いますね。ミーティングするうちに、どんどんワクワク感が増してきています。

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(あとがき)

校舎の建築については、どんなに考えきったとしても、軽井沢風越学園では常にカリキュラムや学び、子どもたちの動きが変わり続けていくだろうことを思うと、何度もリデザインできるような柔軟性のある建築デザインにしたい、当事者である子どもと一緒に創っていける空間の余地を残しておきたいなと考えています。皆さんにお披露目できるタイミングが、私たちも待ち遠しいです。

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発行元 一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団
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