【ご報告】わたしたちワークショップを開催しました。

台風が迫る10/22(日)、軽井沢の発地市庭にて、軽井沢町・御代田町・佐久市・小諸市在住の方たちを対象に、第1回わたしたちワークショップをおこないました。

中学生、軽井沢で陶芸教室を開いている方や、幼稚園の子どもを持つ保護者など、多様な参加者10名と関係スタッフ4名、ファシリテーターに古瀬ワークショップデザイン事務所の古瀬正也さんを迎えて、一日を過ごしました。

まずは、お互いにゆっくりと出会っていくところからスタート。一人ずつの簡単な自己紹介のあとに、本城からなぜ学校をつくろうと思ったのか、今どんな学校をつくろうとしているのかについて、お話しました。

”僕らが学校づくりで一番大事にしているのは、理念とか何かの教育方法に陥りすぎないということです。わかりやすい事例のもとに学校をつくったり、効果のありそうな方法論に飛びつかず、もう少ししっかりと丁寧に、どんな学校なのかを描いていく。それが、情景です。岩瀬や他のスタッフたちと、学校の中でどんな物語が流れているかの情景を持ち寄って、お互いに手を入れて、それぞれの情景がなんとなく重なりあっていく、ということを繰り返しています。情景のベースとなっていることは、実は自己主導や協同や探究の学びということではないんです。むしろ大事なのは、そのベースとなっている「<同じ>から<違う>へ」と、「<分ける>から<混ぜる>へ」ということ。一人ひとりが違うということを尊重し合うこと、そのうえで混ぜていく、違いが混ざり合っていくことが、一番大事なことだなと思っています。

また、これからさらに関わる人たちと、いろんなやりとりしながら決めていくことをたくさん残していこうと思っています。学校づくりで大事なのは、僕がリーダーシップを発揮することではないと思っています。僕がリーダーシップを発揮する場面は、むしろ限定的で少ないほうがよくて、関わってくださっている人たち、ここにいらっしゃる皆さんもそうですが、その人たちが、自分の学校としてオーナーシップを発揮してもらうこと。たくさんの人がオーナーシップを発揮できるような環境をつくることが僕の役割で、僕のリーダーシップというよりは、それぞれの人たちがオーナーシップを発揮できるような学校にしていきたいと思っています。そして、「いろいろな人が行き交う学校」というタイトルの情景にもあるとおり、地域の人や色んな人が日々行き交うような学校にしたいなと思っています。”

このあと小グループに分かれて自己紹介をし、自身と軽井沢風越学園との出会いについて、どんな関わりをしたいと思っているかなど、それぞれ共有しました。
昼食休憩を終え、午後の部です。「軽井沢風越学園と私(または、私たち)がこれから関わり合っていくために、 今、この場で話し合ってみたいことは?」という問いの中から、参加者が話し合いたいテーマを提案、自分の興味のあるテーマのもとに集まり、分科会をおこないました(「OST(オープン・スペース・テクノロジー)」という手法)。

OSTをおこなう上での4つの心構え

『軽井沢の「地域」にすでにあるもの、今ないものってどんなもの?』、『風越学園と親の関わりって?』、『外国語教育や留学って、どう考える?』、『風越を巣立つ子どもたちの姿のイメージは?』、『子どもたちに望むものは? そのためにわたしたちに何ができるか?』など、多様な8つのテーマがうまれ、その中から4つのグループに分かれて、80分間の自由な話し合いの時間を持ちました。


一つのテーマをもとに、互いの価値観を交換しあった80分はあっという間。それぞれの場で出た内容を全体でシェアして、場を閉じました。

終了後、ファシリテーターの古瀬さんに感想を聞いてみました。

”まず1回目に、ちゃんと出会えてよかったな、とほっとしたのが一番です。関係ができれば、何か必要なときに声をかけあうことができるので、出会って関係ができるところが第一歩かなと思って準備しました。
ファシリテーターをするうえでは、参加者が自然と向かっていこうとしている方向に向かっていけるように、ということを大事にしていました。植物とかって、伸びていく先があるじゃないですか。そこを邪魔したくないというか、伸びていく方向にゆけ、と。

今日の参加者以外にも、何か関わりたいという気持ちを持った人たちは、まだまだたくさんいると思うので、そういう人たちとも一緒に何かできる場を持って、コミュニティ型で学校づくりができるといいかもしれないなと思っています。僕も、潜在的に何か関わりたいな、と思っていた一人だったので、本城さんから声をかけてもらった時はすごく嬉しくて。これから、どんなふうに続いていけるか楽しみです。”

古瀬さんの言葉通り、この1回目で具体的な何かが始まったり、何かが完結したわけではありません。ここから動き出すきっかけを得て、これからも長く続けたいと思える時間を過ごすことができました。
学校が開校したあとも、たとえば「PTA総会」ではなくて「わたしたちワークショップ」として、子どもたちも含めた参加者主体の対話が生まれる場に育つとよいな、と考えています。第2回は、来年の3月頃を予定しています。

【記事掲載】GREENZ.JPに本城と岩瀬のインタビュー記事が掲載されました

「一人ひとりが『ほしい未来』をつくる、持続可能な社会」をめざすNPO法人グリーンズが運営するウェブマガジンgreenz.jpで、本城と岩瀬のインタビュー記事が掲載されました。

インタビュアーの池田美砂子さんによる冒頭のメッセージ、ぐっときます。

引用

日本の公教育は、こんな学校から変わっていくのかもしれない。2020年開校。異年齢・自己主導で学ぶ幼小中“混在”校「軽井沢風越学園」が目指す“新しい普通の学校”とは

あなたが今、最高にワクワクを感じているもの。
 それが世の中の「普通」になったら、どうでしょう。
 そんな社会を、見てみたいと思いませんか?

今日ご紹介するのは、そんな“新しい普通”をつくるお話。舞台は学校です。

年齢で分けられ、同じ方向を向いて机を並べる「クラス」。
 教室の前に立つ先生から、全員が同じことを教わる「授業」。
 生徒に教科を教えることをミッションとした「先生」。

誰もが思い浮かべる日本の“普通の学校”って、こんな感じでしょうか。

これらの、何十年も続く“普通”を捉え直し、“新しい普通の学校”をつくる動きが、長野県軽井沢町の豊かな自然の中で、産声を上げました。

続きは、こちらからお読みください。

【お知らせ】2017年夏サマースクールのお知らせ

軽井沢風越学園設立準備財団では、軽井沢風越学園が体感できる4日間のサマースクールを開催いたします。

日程)2017年8月6日~9日(それぞれ9時集合 16時解散)
場所)軽井沢町内
対象)軽井沢町及び御代田町在住の3歳児(年少)~小学校4年生
定員)幼児 各年齢5名ずつ( 幼児は前半2日間と後半2日間の入替制です)
小学生 各学年10名ずつ
内容)軽井沢風越学園の遊びと学びの体験

詳細は今後メールマガジンとホームページでお知らせします。メールマガジン配信希望の方は、お問い合わせよりメールアドレスをご登録ください。

【お知らせ】地域の皆さま向けの説明会(4月14,15日)

軽井沢風越学園設立準備財団では、地域の皆さま向けの説明会を4月14日、15日に開催いたします。

当日は設立発起人の本城、岩瀬、苫野が出席し、軽井沢風越学園の理念やコンセプト、カリキュラムの軸など私たちが目指す学校像についてお話しさせて頂きます。皆さまのご参加をお待ちしています。

詳しくは http://kazakoshi.jp/event/201704event/をご覧ください。

プレスリリース配信

一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団では、2017年2月1日に学校設立準備活動開始に関するプレスリリースを行いました。今後も随時、設立準備に関する情報をアップデートしていきます。

20170201_pressrelease

また同時にSNSでもたくさんの人にシェアしていただきありがとうございます。「わたしたち」になりたいという声、とてもうれしいです。たくさんの人にそう思ってもらえるような仕組みをつくっていきます。もう少し時間をください。