【ご報告】サマースクールを実施しました。

8/6〜9の4日間、サマースクールを実施しました。幼児は前・後半に分かれて28人、小学生は38人の参加に対し、約20名のスタッフが関わりました。

幼児は、とにかく野外でたっぷり遊びました。お迎えに来た保護者が、あまりの泥だらけな子どもの姿に、苦笑いしながら抱っこをためらうシーンもあったくらい。日常的に森のようちえんなどの野外保育で自然に親しんでいるかどうかはあまり関係なく、環境と大人の関わり次第で、子どもは自分から仲間と共に自然の中で遊ぶことができるものです。

たとえば川遊びの場面。それぞれのペースで川と仲良くなっていく子どもたちは、途中から石を集めて高い山にすることに夢中になりました。どうすればもっと高くなるんだろう?、なんで高く積めないんだろう?このような遊びの中で不思議に思うことが、大きくなったときの学びにつながっていくと考えています。

その川に向かう途中のことです。子どもたちはドキドキコースとゆっくりコースを自分で選びましたが、ドキドキコースを選んだ一人の女の子が、崖を降りる途中で怖くなって止まってしまいました。

すると、崖の下から力強く助けにきてくれた女の子。彼女はその日、緊張していたのか、それまで一言も発さずに、頑なまでに黙々と自分の決めた遊びを続けていました。そんな彼女が、友達の困っている様子を見て、土の中にぐっと指先を食い込ませながらも、助けに来てくれたのです。大人が先回りして手を出していたら、きっと見られなかったその子の持つ力強さに、はっとした出来事でした。

小学生は、軽井沢風越学園の学びの軸の一つである「探究」の楽しさを体感してもらうため、「◯◯すぎる世界」というテーマで4日間を過ごしました。

初日に、自分たちがやってみたい「◯◯すぎる◯◯」を考え、一人でやりたい子は一人で、仲間とやりたい子は仲間で、4日間、一つのテーマを深めていきました。

たとえば、「でかすぎる太陽」をテーマにした男の子。太陽は地球の大きさの110個分だと調べてわかった次に、重さはどれくらい違うんだろう?という問いに向かいました。

するとなんと、30万倍。地球が1グラムだとすると、300キロです。そうして石を集め始めた結果が、この石。

これだけ集めても、100キロしかありません。石を一つずつ計って、ノートに足し算をして、これの3倍あるらしい、ということを4日間で探究しました。

他にも、まじめすぎるポテトチップス、かわいすぎるアクセサリー、あやしすぎるひみつきち、こわすぎるゆうぐ、などなど。完成形にたどり着くまでに、それぞれ失敗と工夫を繰り返していました。

好きなことに集中したときの子どもたちの力、遊びの中から探究が始まる瞬間も、興味深いものでした。たとえば、川の流れで遊ぶ中で、空き缶を早くどうやったら下流まで早く流せるか?という探究が、自然に始まります。ここから流すのがいいんじゃないか、ここに石を置けばどうかと、大人が声をかけなくとも、子どもたちは自ら探究を進めていました。

大人はつい、遊びと学びを分けて考えてしまい、探究するにはまずテーマを決めて、問いを立てて、という順序を前提に考えてしまいます。でも、子どもはわざわざ分けて考えません。そういう当たり前のことに気づいた4日間でした。

私たちスタッフにとっても、軽井沢風越学園として初めて実際に子どもたちと関わる場となったサマースクール。どこから大人が介入するか、どこまで待つか。子どもたちにどんなふうな声かけや関わりをするのか、あるいはしないのか。私たちの目指す学校像である「自由と自由の相互承認の感度を育むむ」ために、大人はどんな関わり方ができるのか。

今回は探究にテーマを据えて、ある程度の手応えを得ましたが、教科学習における「自己主導の学び」や「協同の学び」をどうすれば全スタッフで共有しながら実践できるかは、まだまだ未知数です。さらに実際の学校では、サマースクールよりも空間が大きく、子どもと大人の人数もぐっと増えます。今回できたことが、その規模でどこまで同じようにできるか、何を変える必要があるか。すぐには答えが見つからない、もやもやとした問いが何よりの今回の収穫だったと前向きに捉えています。

こうした場を開校までに何度か実施する予定です。サマースクール開催にあたって、ご協力いただいた皆さん、参加してくれた子どもたち、ありがとうございました。

【記事掲載】GREENZ.JPに本城と岩瀬のインタビュー記事が掲載されました

「一人ひとりが『ほしい未来』をつくる、持続可能な社会」をめざすNPO法人グリーンズが運営するウェブマガジンgreenz.jpで、本城と岩瀬のインタビュー記事が掲載されました。

インタビュアーの池田美砂子さんによる冒頭のメッセージ、ぐっときます。

引用

日本の公教育は、こんな学校から変わっていくのかもしれない。2020年開校。異年齢・自己主導で学ぶ幼小中“混在”校「軽井沢風越学園」が目指す“新しい普通の学校”とは

あなたが今、最高にワクワクを感じているもの。
 それが世の中の「普通」になったら、どうでしょう。
 そんな社会を、見てみたいと思いませんか?

今日ご紹介するのは、そんな“新しい普通”をつくるお話。舞台は学校です。

年齢で分けられ、同じ方向を向いて机を並べる「クラス」。
 教室の前に立つ先生から、全員が同じことを教わる「授業」。
 生徒に教科を教えることをミッションとした「先生」。

誰もが思い浮かべる日本の“普通の学校”って、こんな感じでしょうか。

これらの、何十年も続く“普通”を捉え直し、“新しい普通の学校”をつくる動きが、長野県軽井沢町の豊かな自然の中で、産声を上げました。

続きは、こちらからお読みください。

【お知らせ】メールマガジンの発行をはじめました

軽井沢風越学園の設立に向けた動きなどをお知らせするメールマガジン「かぜのーと」の第1号を本日発行しました。毎月1回ペースで発行の予定です。
バックナンバーはこちらからご覧いただけます。
ご購読希望の方は、お問い合わせよりお申込ください。

なお、「購読を申し込んだのに届いていない」という方、
1)お申込いただいたときのメールアドレスが間違っている
2)迷惑メールのフォルダーに入っている
3)こちらからのメールが受信されないような設定になっている
などの可能性がありますので、ご確認ください。

【採用】追加募集のお知らせ

軽井沢風越学園設立準備財団では、2020年4月の開校に向けての準備を進めています。
教職員の採用には先日139名の皆さんのご応募がありましたが、この度、中学校数学、中学校英語の教員を追加募集することになりました。

算数・数学及び英語の教科の専門性を持ち、小1から中3までのカリキュラムをデザインし、自己主導の学びの環境を整えることに意欲のある方を募集します。現在、自己主導の学びの実践が積み重ねられていなくても結構です。

ご応募、お待ちしております。詳細については、こちらをご覧ください。

【お知らせ】2017年夏サマースクールのお知らせ

軽井沢風越学園設立準備財団では、軽井沢風越学園が体感できる4日間のサマースクールを開催いたします。

日程)2017年8月6日~9日(それぞれ9時集合 16時解散)
場所)軽井沢町内
対象)軽井沢町及び御代田町在住の3歳児(年少)~小学校4年生
定員)幼児 各年齢5名ずつ( 幼児は前半2日間と後半2日間の入替制です)
小学生 各学年10名ずつ
内容)軽井沢風越学園の遊びと学びの体験

詳細は今後メールマガジンとホームページでお知らせします。メールマガジン配信希望の方は、お問い合わせよりメールアドレスをご登録ください。

【お知らせ】たくさんのご参加ありがとうございました(地域の皆さま向け説明会)

4月14日、15日に軽井沢中央公民館にて軽井沢風越学園設立に関する地域の皆さま向け説明会を開催いたしました。

 

3回に分けて開催いたしましたが、合計で175名の方がご参加くださいました。ありがとうございます。

参加者175名
アンケート回答者128名(回収率73.1%)
アンケート回答者の居住地軽井沢町95名(74.2%)
御代田町9名(7.0%)
佐久市8名(6.3%)
小諸市2名(1.6%)
東御市1名(0.8%)
上記以外の長野県内3名(2.3%)
長野県外10名(7.8%)

私たちの説明を聞いていただくだけではなく、「軽井沢風越学園の情景」を読んだ後や、ビデオを見た後に、周囲の方とやりとりする時間を持つなど、参加された皆さん同士が交流する場面もある説明会でした。

今回ご質問いただいた一部の事項などについては、後日、FAQとしてまとめてWeb上で公開する予定です。これからもこのような説明会を開いていきたいと思いますのでどうぞご参加ください。

このような企画についての情報のメール配信を希望される方は、お問い合わせよりお申込ください。

【採用】たくさんのご応募ありがとうございます

2月1日にプレスリリースして以来、様々な形で関心を持ってくださりありがとうございます。

4月2日に教職員の採用に関する第一次の書類受付を締め切りました。全国各地、海外からたくさんの方にご応募いただき本当にありがとうございます。じっくり書類を拝見させていただきます。

みなさんの熱い思いをしっかり受け止めて、軽井沢風越学園の創立スタッフとなる人の採用を丁寧にすすめていきます。応募してくださった方、今後のご連絡に少しお時間を頂きますがどうぞご容赦ください。

(応募総数)139人

(年齢別の応募人数)

20歳~24歳40人
25歳~29歳31人
30歳~34歳17人
35歳~39歳22人
40歳~44歳10人
45歳~49歳5人
50歳~54歳8人
55歳~59歳3人
60歳~64歳1人
65歳~69歳2人

(期間別の応募人数)

2月1日~2月10日5人
2月11日~2月20日
14人
2月21日~2月28日8人
3月1日~3月10日1人
3月11日~3月20日5人
3月21日~3月30日18人
3月31日8人
4月1日14人
4月2日66人

 

追記、
この春に卒業した新卒の方10人、現在在学中の方25人と若い人たちにもたくさん挑戦していただきました。うれしかったです。ありがとうございます!

 

 

【お知らせ】地域の皆さま向けの説明会(4月14,15日)

軽井沢風越学園設立準備財団では、地域の皆さま向けの説明会を4月14日、15日に開催いたします。

当日は設立発起人の本城、岩瀬、苫野が出席し、軽井沢風越学園の理念やコンセプト、カリキュラムの軸など私たちが目指す学校像についてお話しさせて頂きます。皆さまのご参加をお待ちしています。

詳しくは http://kazakoshi.jp/event/201704event/をご覧ください。